アメリカン・カントリー・カウントダウン(ACC Top40)
アメリカン・カントリー・カウントダウン(American Country Countdown: ACC Top40)は、この番組名が示すとおり、アメリカのカントリー音楽のランキング番組で、他の番組と同様にヒットチャートのトップの40曲をランキングで紹介、各週とも40位からトップまでの曲をパーソナリティのキックス・ブルックス氏が順次紹介する。
アメリカン・カントリー・カウントダウンがポップスやロックが中心のアメリカン・トップ40(AT40)と似たような形式であるのは決して偶然ではない。なぜなら、この番組の制作には、AT40のプロデューサー兼長らくパーソナリティ(DJ)役であったケーシー・ケーサム氏自身が深く関わっているからだ。
とはいうものの、番組毎に異なるアイデンティやパーソナリティを確立することを考えて、カントリー音楽業界やラジオ局で活躍中の人材を起用することになる。 そこで、番組の放送開始からほどなく、1974年に選ばれたのが、2005年までこのカントリー音楽番組のパーソナリティを務めたボブ・キングスリー氏だ。
この30年間ずっとアメリカン・カントリー・カウントダウンのパーソナリティを務めてきたため、FEN(AFNの前身)でカントリーのDJと言えば、ボブ・キングスリー、という感じだった訳だ。
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残念ながら、番組の配給を行っていた ABC Radio Networks 社との契約の交渉がまとまらず、2005年でボブ・キングスリー氏はこの番組から去ることになり、その後は、上述の通りカントリー・デュオ「ブルックス&ダン」のキックス・ブルックスがこの番組のパーソナリティを担当し、現在に至っている。(ちなみに、ボブも負けずに "Bob Kingsley's Country Top 40" という ACC Top 40 の競合番組を制作して張り合っているらしい。凄いね。)
アメリカントップ40の "Long Distance Dedication" のカントリー版とも言える、"ACC Mailbag" など、リスナーとの交流は今も健在であり、キックスに変わったあともアメリカの最も重要な音楽ジャンルの一つ、カントリーを日本にいながらにして聞くには、この番組がお奨めであることは変わらない。
アメリカのカントリーと言うと、日本の演歌に近いイメージだと思われるし(自分でも今でもそう感じているのは事実だが・・・)、以前に比べるとアメリカのカントリー音楽に対する気持ちが変化したため、今ではポップスやクラシック・ロック、更にはオルタナティブ・ロックと同じようにカントリーも聞くことができる。
そんな訳で、日曜日の午後も Eagle 810 のアメリカン・カントリー・カウントダウンを聞きながら、テキサスの平原やアリゾナの荒野を脳裏に思い浮かべるのが僕の今のささやかな楽しみの一つになっているのだ。
